こんにちは。せいじです。(@seiz_suzuki)
第2文型(S+V+C)とは、第1文型とは違い、動詞の後に名詞や形容詞を伴う文型のことを言います。
今日は、
- be動詞
- 名詞/形容詞
を復習しつつ解説していきます。
- be動詞の使い方
- 第2文型になる形
S+V+C(第2文型)
「C」の補語って何?
すでに「S(主語)」と「V(動詞)」は第1文型の学習の時に書きました。
今日はさらに「C」をやるわけなのですが、「C」とは「Complement(=補語)」の頭文字をとったものになります。
まず結論からいいましょう。第2文型とは、
- be動詞(かそれに近い動詞)のみを使い、
- その後には名詞か形容詞が来ている。
このような文型を指します。
ゆえに「be動詞」が見えたら十中八九「第2文型」となります。
ただし「be動詞 + 〜ing」となりますと、これは「進行形」になりますので、むしろ「動作動詞」が入る可能性が高く、「第3文型(S+V+O)」になることが多いです。
その後に来る「C」とは基本的に、
- 名詞
- 形容詞
しかありえません。
例を見てみましょう。
- I am Seiji.(名詞)
- You are happy.(形容詞)
- He is tired.(形容詞)
ちなみに上記のbe動詞は「現在形」しか書いていませんが、「過去形/未来形」になっても変わりません♫
- be動詞を見たら…
- その後に名詞か形容詞(状態や地位)が来てるか確認!
- ▶︎ それなら第2文型!
注意すべき形容詞の-ingと-ed
“tired”や”excited”は、be動詞と一緒に使われているのを目にするかと思います。
細かく言えば、
- tire = 〜を疲れさせる
- excite = 〜を興奮させる
という意味から、「I’m tired.」は「私は疲れさせられている」、「I’m excited!」は「私は興奮させられている!」という受け身(受動態)の直訳になります。
よく「I’m exciting!」はダメと言われる理由は、ここにあります。
「tire」や「excite」などの動詞が「〜を…の状態にする」という他動詞であることに気づきますと、なぜ”-ed”の形で終わるのかに納得できるのです。
それは「受け身」として考えるから、なのですね。
ここでのポイントは「tired」や「excited」を形容詞として捉えることです。
- tired = 疲れている(状態)
- excited = 興奮している(状態)
こう考えますと、第2文型(S+V+C)として認識しやすいですよね♫
- I am happy.
- I am tired.
- I am excited.
みなさんが「-ed」と「-ing」でつまずくポイントとして、「どっちがどっちなの?」という問題があると思います。
結論から言いますと、
- S(主語)が「人」の場合:S + V(be動詞)+「-ed」
- S(主語)が「もの」の場合:S + V(be動詞)+「-ing」
これで万事解決です!🙌
主語が「人」の場合は、先ほどの受け身の感覚を使えば、「〜させられる」となりますので基本的に「-ed」の形容詞がきます。
- I’m tired.
- He is excited.
- They are surprised.
一方で「もの」の場合は、「〜にする」ほうになりますので、「-ing」の形容詞がきます。
- It is boring.
- That game was exciting!
- The story is interesting.
ご覧の通り、S(主語)が「もの」の場合は、そのあとにきている「C」の部分が「-ing」になっています。
be動詞に近い感覚をもつ一般動詞
- be動詞(かそれに近い動詞)のみを使い、
- その後には名詞か形容詞が来ている。
まずは一覧です。
だいたいこれだけ押さえておけば間違いないでしょう。
- look
- seem
- smell
- sound
- feel
- become/get
などです。
見たところ、知覚的な動詞が多いことに気づきますね。
「〜のように見える」「〜のように聞こえる」「〜のように感じる」などです。
「⑥ become/get」に関していえば、「〜(の状態)になる」ですので、be動詞に近い感覚をかなり持ちやすいかと思います。
- You look tired.(疲れているように見える)
- It smells good!(いい匂い!)
- That sounds great!(それいいね!)
- I became an English teacher.(英語の先生になった)
- I feel sick…(なんか調子悪い…)
もうお気づきだと思いますが、ポイントは「全てbe動詞に置き換えることが可能」であるということです。
- You are tired.
- It is good!
- That is great!
- I was an English teacher.
- I am sick…
「become」や「get」が「〜になる」という「変化」を表すように、微妙にニュアンスが変わるものの、ほぼほぼ置き換え可能と言えます。
以上の動詞は「一般動詞」ですので、疑問や否定に「do/does/did」を伴います。
- Do I look tired?(疲れているように見える?)
- Does it smell good?(いい匂いする?)
- Does that sound great?(いいかな?)
- I didn’t become an English teacher.(英語の先生にはならなかった)
- I don’t feel sick.(体調悪くないよ)
- ニュアンスは似ているし、
- 文型も第2文型(S+V+C)だが…
- 一般動詞を使う。
特に疑問文や否定文には注意をしておきましょう♫
まとめ
以下、第2文型(S+V+C)のまとめです。
- S+V+Cの文型である。
- 「V」はbe動詞かそれに近い動詞。
- 「C」は地位や状態を表す。名詞か形容詞。
- 人の場合は”-ed”、ものの場合は”-ing”
第2文型は「自己紹介」などでもよく使えます。
- My name is Seiji.
- I am an English teacher.
- I am very excited!
こうした簡単な表現から学んで、使っていただければなと思っています♫