こんにちは。せいじです。(@seiz_suzuki)
文法を学ぶ上で必ずぶつかるもの…
それが「文型」ですね。
特に英語では、5つある文型として「5文型」を学ぶのが王道です。
丁寧に教えていきますので、みなさんもついてきてくださいね✨
- S+Vの第1文型
- 自動詞と前置詞
S+V(第1文型)
主語と動詞
5文型の全てに出てくる「S」と「V」ですが、それぞれ
- Subject(=主語)
- Verb(=動詞)
を表す英単語なのです。
その頭文字をとって、「S」と「V」というように言っているのですね。
これを意外と知らない人も多く、僕自身も「主語(=Syugo)」の「S」だと勘違いしていたほどでした笑。
そもそも「主語」と「動詞」がわからないという人のために、まずは日本語から考えてみましょう。
- 私 は 歩く。
- 犬 が 走る。
といった、「〇〇が△△する」の形であると覚えておけば大丈夫です。
英語で言えば、
- I + walk.
- The dog + runs.
このような形になります。
日本語のような「は」「が」がない分、英語では主語の形が変化することがあります。
「私の犬が〜」と言いたい時は、「My dog …」となるのですね♫
「の」「に」と言いたい時は、その都度変えるのでしたね。
S+Vの第1文型は直後に前置詞をとる
さらに第1文型では、さきほどの「S+V(主語+動詞)」だけで終わらないものもあります。
それが前置詞を伴う文です。
とても乱暴に聞こえてしまうかもしれませんが、僕は前置詞を教える時は「短いちっこいやつ」と教えることが多いです笑。
- in
- of
- for
- with
などですね。詳しくは別の記事で♫
見た目が長いものもありますが、概ね短い単語が多いです。
早速例文を見てみましょう。
- I go / to school.
- He lives / in Tokyo.
- They come / with me.
スラッシュの前は、S+Vの形を取っていますね。
その直後に「前置詞」と呼ばれる品詞が来ています。
このように、S+Vの第1文型では、動詞の直後に前置詞が来ます。
あるいは、動詞の後に全く単語が来ないこともあります。
- I swim.
- Seiji runs.
- Gorillas walk.
この場合は動作そのものが強調されており、「S+V」で終わってしまっています。
補足しますと、今後扱います「S+V+O(第3文型)」は、動詞の直後に「名詞」が来ます。
第1文型は…
- S+V(主語+動詞)
- S+V / 前置詞〜
時々出て来ております、動詞の後ろについている「s」は、「三人称単数現在の”s”」と呼ばれるものです。
第1文型で使う動詞は「自動詞」
第1文型(S+V)では、
- 動詞の後に何もない
- 動詞の後に前置詞が来る
の2パターンしかありません。
つまり、動詞の直後に「名詞」が来ないのです。
僕がよくお伝えしているのは、
- 自動詞は「自ら」が動く動詞
- 他動詞は「他を」動かす動詞
といった違いです。
動詞の後には、何も名詞が来ない…
それはつまり、その後の名詞に影響を与えることがない動詞ということを意味しています。
- go(行く)
- rise(上がる)
- lie(横たわる)
これらの単語のように「自らが動く動作」を表す動詞は、その後に名詞を取りません。
だからこそ「S+V」という型にならざるを得ないとも言えるわけですね。
より深く理解するためには、「他動詞」を伴う「第3文型(S+V+O)」を学ぶと良いでしょう。
There is/are 〜の構文もS+V
- There is a pen / on the desk.(ペンがある)
- There are a lot of kids / in the park.(いっぱい子どもがいる)
- Was there a key / on the table?(テーブルの上にカギってあった?)
「there」がS(主語)にならないため、
「There+V(be動詞)+S」
という逆の語順になっています。
第1文型と言い切るよりも、強いていうなら第1文型であるとして、ここに載せておきます🎶
一応言及しておきますが、発展的な表現の中に「thereが実際に主語として扱われること」もあります。
しかしこのブログは「基礎から始める」というコンセプトもありますし、使う頻度を考えましたところ、今のところ掲載する必要がないと判断しました。
まとめ
第1文型のまとめです。
- S+Vの「主語+動詞」
- S+V / 前置詞
- 「V」は必ず自動詞
- There is/are〜. の構文も第1文型
これらを押さえておくだけで、各文を見ればパッとわかるようになります。
文型がわかるということは、文構造がわかるということ。
単語と合わせて、「5文型」も学んでいきましょう♫