こんにちは。せいじです。(@seiz_suzuki)
- 現在完了形の経験の作り方
- 他との見分け方
- 「経験」で使われる表現
- 「been」と「gone」の違い
現在完了形の経験の考え方
さて、大切なのは「数直線を考えること」です👍
以前の画像を見てみましょう!
上の図のように「数直線上」に点を打ってみましょう。
すると「線」というイメージを残したまま、「経験」を表すことができます。
過去のある時点から今まで、何回経験したことがあるか
これを表せるということですね🎶
「経験」を表す完了形の例文
早速、以下の例文で感覚を掴みましょう。
- She has never visited Kyoto.(訪れたことがない)
- I have been / to Tokyo Disney land / twice.(2回行ったことがある)
- Have you ever heard / of it?(それ聞いたことある?)
上に書いてある通り、経験を表す「〇回〜したことがある」という意味として使われます。
形はいつもと変わらず、「have+過去分詞形」です。
せいじ先生の言う通り、訳に関しては「これは経験を表す完了の文だ」とすぐに理解できるようになります✨
特に上の文でも使われているような、回数を表す表現を見つければ、いとも簡単に「経験」だとわかります。
「経験」を表す単語とは?
例文にもあるように、
- twice(2回)
- three times. (3回)
- never(〜したことがない)
- ever(今までで)
という表現を使えば、「経験」を表すことができますし、逆に言えばこれらを見かければ「=経験」ということです。
2回までなら、「once(一度)」と「twice(2回)」で表すことができますが、3回目以降は「〇〇 times」となります。
また、似た表現ですが「never(〜したことがない)」と「ever(今まで)」があります✨
前者は否定文で、後者は疑問文で使われることが多いので押さえておきましょう👍
beenとgoneの違いってなに?
- been:行ったことがある(=経験を表す)
- gone:行ってしまって今はいない(=完了/結果を表す)
このように、「gone」だと「〜へ行ってしまった(今はもうここにはいない)」という「完了/結果」の意味合いになります。
- I’ve ever been / to Osaka / many times.(たくさん行ったことがある)
- She has gone / to the U.S. She is not here now.(彼女はアメリカに行ってるからいないよ)
2つを見比べてもわかるように、意味が全く違うことがわかります。
ちなみに「went」(過去形)を使いますと、「(過去に)行った」という事実を伝えるだけであり、「今まさに行っていて今ここにいない」という意味までは伝わらないので注意が必要です。
もちろん、過去形は過去の事実を伝えるだけですから、今いないのかどうかは文脈によります。
「have/has + gone」は現在完了形ですので、必ず「今の状態」が入ってきますから、この表現だけで「今はいない」ということを確実に伝えることができます🎶
「行く」という動作に「継続」はあり得ませんから、この2パターンしかないということにも納得ですね✨
まとめ
以下、現在完了形の「経験」についてのまとめです🎶
- 変わらずに「線」のイメージを持つ。
- 「〜したことがある」という意味を持つ。
- 数直線上に点を打つことで、過去のある時点から今までの経験を表す。
- 「twice/never/ever」で経験を表すことができる。
- 「been」は経験、「gone」は完了/結果
現在完了さえ理解できたら、英文法の初級は大部分が終わったようなものです!
それぞれの用法を確かなものにしましょう🎶
ただしこの「それぞれの用法の違い」とは、だいたい文脈でわかってしまうものですので、そこまで難しいものではありません。
形は一緒かもしれませんが、使っていく中で違いの判断ができるようになるでしょう✨