こんにちは。せいじです。(@seiz_suzuki)
第3文型はS+V+Oという文型をとります。
実はこの「V」は「他動詞」と呼ばれる動詞にあたり、第1文型の「V(=自動詞)」と違うため、違いを意識しながら学ぶことをオススメします。
それでは早速、一緒に学んで行きましょう。
- 第1文型との違い
- 様々な「O」を理解する
S+V+O(第3文型)
第3文型と呼ばれるこの文型でのポイントは、主に「動詞」に着目することです。
他動詞ってなんだっけ?
「他動詞」とは「他を動かす動詞」と、動詞の記事でお伝えしました。
つまり、その動詞の直後に必ず「名詞(=目的語の「O」)」がくるということです。
- I like sushi.
- He plays soccer.
- They watch the movie.
これさえわかってしまえば、あとは簡単です。
まず、第1文型との違いをおさえてしまいましょう。
【第1文型】
- I run / every morning.
- They go / to school.
- He lives / in Tokyo.
【第3文型】
- I want a smartphone.
- She got the ticket.
ご覧の通り、
- 第1文型は、直後に副詞や前置詞(in や at など)をとり
- 第3文型は、直後に名詞(代名詞も可)をとる
と、明らかに違います。
それぞれ、
- 第1文型の「V」は自動詞
- 第3文型の「V」は他動詞
と見て、ほぼほぼ間違いありません。
つまり文型の違いは、動詞の性質によると言ってもよいでしょう。
目的語の「O」は様々ある
名詞節
ここからは少し話が複雑になるので、深い話はまた別記事で扱います。
そもそも「節」とは「S+V (+α)」のいわゆる「一文」のことを言います。
例を見て見ましょう。
- I think that [ English is fun ]!
- He said that [ he wanted to be a teacher ].
このように、「think」や「say」のように、that節をとる動詞もあります。
簡単に言えば「〜だと思う」「〜と言う」の、「〜」にあたる部分のことです。
両方の動詞ともその後に、that + [ S+V〜 ]と続いていますよね🎶
これを「that節」といい「名詞節」と言われています。
ゆえに、「名詞扱い」となります。
- 英語は楽しい(ということ)を思った。
- 先生になりたい(ということ)を言った。
と考えるためですね。
詳しくはまた他の記事で✨
to不定詞の名詞的用法
これについても、今後必ず触れます。
予習になりますが、「to不定詞の名詞的用法」とはto以下を名詞と捉える方法です。
例えば、
- I like [ to play baseball ].
- She began [ to walk ].
上のように文の後半の[ ]の部分が、「like」や「began」の目的語になるというわけですね。
- 私は「野球をすること」が好きだ。
- 彼女は「歩くこと」を始めた。= 歩き始めた。
「to不定詞」にあたる[ ]の部分は、まとめて名詞として扱われます。
ゆえに「to不定詞の名詞的用法」と呼ばれるのですね。
動名詞
「to不定詞の名詞的用法」とセットで覚えておくものです。
- I like [ playing baseball ].
- They started [ singing ].
これらは「現在進行形のing」とは別モノであり、さきほどの「to不定詞の名詞的用法」の「〜すること」と一緒です。
- 私は「野球をすること」が好きです。= 野球が好き
- 彼らは「歌うこと」を始めた。= 歌い始めた
どちらも動詞の後に「動名詞(=名詞扱い)」が来ているということです。
動詞の後は必ず「名詞」
- V(動詞)+ 名詞/代名詞
- V(動詞)+ 名詞節
- V(動詞)+ to不定詞(名詞的用法)
- V(動詞)+ 動名詞
まとめ
以下、まとめです。
- S+V+Oの文型である。
- 「O」は目的語であり必ず名詞。
- 「名詞節/to不定詞の名詞的用法/動名詞」などの名詞が来る。
基本的に、V(動詞)の後に何か名詞(副詞や前置詞以外)が来る文型です。
第1文型との違いは、
- V(動詞)の直後に副詞や前置詞が来ている ▶︎ 第1文型で動詞は自動詞
- V(動詞)の直後に名詞や名詞と言えるものが来ている ▶︎ 第3文型で動詞は他動詞
これで理解できるかと思います。
慣れもありますので、ぜひドリルなどのテキストを買って練習問題にチャレンジしてみてくださいね🎶
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